地域教育協議会の地域コ-ディネ-タ-が中心となり支援する放課後学習(奈良市 中学校)
奈良市内の学校には地域教育協議会が放課後学習を支援している学校があります。
今回は地域コーディネーターが中心となり、放課後学習を支援している中学校2校の取り組みをご紹介します。
長年にわたって放課後学習を実施し、さまざまな工夫されてきた取り組みです。
▲ 詳細は学クラ新聞26号をご覧ください。
[富雄中学校]普段の放課後学習/小さな学習目標を作る(数学・英語)
テスト前以外は目標が持ちにくいため、途中で来なくなる生徒が増えました。
そこで学習の達成感が得られるよう、「参加記録カード」を作成しました。
一度に複数枚のプリントを配布すると嫌になる生徒もいるので、プリントは1枚ずつ配布します。
1枚のプリントが満点になれば、シールがもらえ、一つの単元で20枚を目標に学習を進めます。
プリントは支援員がみんなの学習クラブからあらかじめ印刷しています。
英語は単語と構文を10枚ずつにするなど、生徒の課題に合わせて工夫しています
[富雄中学校]テスト前の放課後学習/印刷の工夫(数学・英語)
放課後学習が始まってすぐはどうしても印刷が混み合うので、印刷の整理券を配布します。
支援員が番号で印刷の順番に案内しています。生徒は1回につき2枚ずつ印刷します。
バーコードで選ぶので簡単に印刷できます。
テスト前は同じ範囲のプリントをすることが多いので、最初に印刷した解答を共有しています。
支援員が解答を置くエリアを作ります。
学習を終えた生徒は、解答コーナーへ行って、答え合わせをします。
[飛鳥中学校]テスト前の放課後学習
毎週火曜日に地域コーディネーターが運営する放課後学習を開催しています。
テスト前には、先生が中心となり教室で行う質問教室と地域コーディネーターが支援する放課後学習を毎日行っています。
放課後学習では、バーコードを使って生徒が印刷していますが、コロナ禍の影響もあり、参加する生徒が多いテスト前は、支援員があらかじめテスト範囲のプリントを準備しています。
プリントは、各学年、教科ごとにクリップで綴じ、図書室に並べます。
生徒は図書室に来て必要なプリントをとっていきます。各教室で学習したり、家庭学習に役立てます。
残ったプリントは三者懇談の時に廊下に置くと、持って帰る生徒もいました。
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