けテぶれ学習法✕持続可能な家庭学習の仕組みづくり[中学校実践事例/社会/授業]
学クラ新聞第27号でとりあげた、津市立芸濃中学校のけテぶれ学習法”×持続可能な家庭学習の仕組みづくりの事例をご紹介します。
けテぶれ学習のサイクルの中で、みんなの学習クラブのiプリを活用し、生徒の家庭学習の習慣化を目指した取り組みをしています。
▲ 詳細は学クラ新聞第27号をご覧ください。
持続可能な家庭学習の仕組み
曜日ごとに教科を決め、先生が毎週の課題を出します。
iプリで課題を出し、生徒がタブレットを使って学習します。
提出方法も教科ごとに指定します。
まずは、課題をきちんと学習できることを目指しますが、1ヶ月毎週、提出できた生徒は、自分で課題を決めてよいとする教科もあります。
持続可能な活用にする
生徒の学習活動は、積み重ねが大切なので、先生が代わっても誰でもできて、効果的な持続可能な活動を目指し、職員会議の中で議論を重ねました。
課題は教科によって異なりますが、iプリがあるのでワークを買わなくても、簡単に始めることができました。
生徒が自分で学習をコ-ディネ-トできるようにする
自分の学習をコーディネートできるようになるために、2年生を中心に”けテぶれ学習法”を取り入れています。
「単純に学習しなさい」ではなく、学習する方法を明確に提示しています。
自分の学習を計画・分析し、”メタ認知力”を高めながら、自分で学習する力をつけてほしいと考えています。
---けテぶれ学習法とは---
小学校教諭 葛原 祥太 氏が子どもたちの学習力をつけるために提唱する、学び方の手法。
「けテぶれ学習法」とは、「計画→テスト→分析→練習」という自己改善のサイクルを回す勉強法。
子どもたち自身で学びのPDCAサイクルを回し、「自分なりの学習法」を獲得していける考え方です。
目的に向かって自分なりに考えて、学習を深めていく勉強法なので「自ら学ぶ力」を養えます。
葛原 祥太 氏の書籍 : 「けテぶれ」授業革命!、マンガでわかる けテぶれ学習法、「けテぶれ」宿題革命!
iプリでけテぶれ学習法で学習する
普段の授業や家庭学習の課題で”けテぶれ学習法”を使って、生徒自身で計画し、振り返りながら学習を進めています。
今回は、定期テスト前の授業で演習する様子と”けテぶれ学習法”の流れをご紹介します。
け(今日の学習内容を提示)
先生から今日の学習の流れを説明します。
生徒はみんなの学習クラブのiプリ、ワ-ク、KAHOOT!※の問題作りの中から学習を選びます。
先生はロイロノ-ト※でワ-クシ-トを配布します。
生徒はどんな学習をするか、【やろうと思うこと】に今日の計画を考えて、ワ-クシ-トに入力します。
先生に提出後、学習へ進みます。
※KAHOOT! は、Kahoot! AS の商標です。/ ロイロノートは、株式会社 LoiLo の商標又は登録商標です。
て(iプリでテスト)
生徒はそれぞれの計画に沿って、学習を始めます。
どのくらい理解できているかをiプリなどでテストします。
生徒は、自分の課題を見つけ、自分の学習しやすい方法で学習を進めていました。
ぶ(学習のふりかえり)・れ(次の学習を決める)
生徒はそれぞれの計画に沿って、学習を始めます。
どのくらい理解できているかをiプリなどでテストします。
生徒は、自分の課題を見つけ、自分の学習しやすい方法で学習を進めていました。
残り10分で学習の振り返りをワ-クシ-トにまとめます。
学習したノ-トは写真を撮り、ワ-クシ-トに貼り、今日の学習の分析と次の学習を入力します。
セミナーレポ-ト
2023年2月21日に、オンラインセミナーでより詳しく実践をお話いただきました。
▲ レポートはこちら
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