特別支援学校でプリント教材を活用するメリットとは?学力の指標に!活用事例[病弱/知的障害]
特別支援学校での取り組みをご紹介します。
さまざまな対応が求められる現場で、個に対応した学習に 『みんなの学習クラブ』 を活用いただいています。
▲ 内容は、こちらの学クラ新聞からご覧いただけます
知的障害の児童生徒それぞれの実態に合わせて教材作成[小学部/中学部/高等部]
知的障害のある児童生徒を対象とした学校では、小学生から高校生までさまざまな学習状況の児童生徒の実態に合わせて、プリントを先生が準備し、配布するなどして活用しています。
授業の演習や長期休暇の課題に
児童生徒の学習状況が異なるため、先生は一人ひとりに合ったプリントを用意します。
それぞれのプリントは、ラックに準備しておき、児童生徒が自分でとって学習できるようにしています。
また、長期休暇用の課題としても活用しています。
プリント構成が学年ごとに系統的に収録されているので、 段階的に学習しやすいプリントを選んで課題を作成しています。
企業・先生方・保護者との学力面での指標に
『みんなの学習クラブ』 では、 学年に沿ったプリントがあるため、 先生間、 保護者だけでなく、 企業の担当者に学力面の共通の指標を伝えることができるようになりました。
職業体験の企業と(高等部)
高等部の生徒が職業体験へ行く際に、企業の担当者から「何年生くらいまでの計算ができますか?」と聞かれます。
これまでは「四則の計算まで」というような単元で伝えていましたが、プリントが一般的な学年と一致しているので、「小学5年生までできます」など、企業と共通の指標を持つことができるようになりました。
先生方の学習状況の共有に
先生間でどのプリントまでできたかを共有しています。
高等部では5〜8人のグループごとに課題別学習をしていますが、それぞれがどこまで終わったかが明確になりました。
保護者と
家庭学習のプリントを保護者が見た際にも、系統的かつ段階的な学習となっているので、学習の意図が伝わりやすくなりました。
プリントで実態把握→個に応じた対応
病院内にあり、入院している児童生徒が学習するための病弱特別支援学校での取り組みをご紹介します。
転出入が非常に多く、児童生徒の学習状況もさまざまです。
治療の状況によっては通学せず、児童生徒の病室へ先生が行き、学習をすることもあります。
そんな中で、先生方の教材作成の負担軽減、個に応じたプリント作成にみんなの学習クラブを活用しています。
実態把握の確認プリントに
転入生に実施する実態把握の確認プリントを前の学年の問題を組み合わせて作成しています。
保護者からの聞き取りも行いますが、確認プリントの客観的な結果があることで、保護者の理解を得ながら、一人ひとりに合った学習内容を提供できるようにしています。
自習・補習時の個に応じた課題に
治療などで、急にに登校できなくなった場合、先生が病室に行って学習を行います。
プリントはそれぞれの児童生徒に合わせて先生が準備します。
日によっては、同時に2人の子を指導することがあり、どうしても自習の時間ができるため、その時の課題としても活用しています。
ご興味ある方はぜひお問い合わせください
みんなの学習クラブの内容を詳しく知りたい!という方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
普段の授業や帯の時間、放課後学習、家庭学習など、さまざまなシ-ンでご活用いただけます。
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